通信制高校とサポート校、いったい何が違うの?|徹底比較ガイド2

保護者向け 解説ガイド

「通信制高校」と「サポート校」、
いったい何が違うの?

混同しがちな2つの違いを、わかりやすく徹底解説

「サポート校って、通信制高校じゃないの?」 「両方通う必要があるって本当?」 実は多くの保護者が、この2つを同じものだと思っています。 でも、役割も費用も卒業資格の仕組みも、まったく異なります。 正しく理解することが、お子さまに合った学校選びの第一歩です。

それぞれ、どんな存在?
🏫
文部科学省認可
通信制高校

国や都道府県に認可された正式な高校。 通信教育(レポート・テスト・スクーリング)で単位を取得し、 卒業すれば高校卒業資格が得られる。

🤝
民間教育施設
サポート校

通信制高校の卒業をサポートする塾・予備校的な存在。 学校教育法上の「学校」ではないため、ここだけでは 卒業資格は取れない

↑ この違いが、すべての出発点です
5項目・徹底比較表
比較項目
🏫 通信制高校
🤝 サポート校
法的な位置づけ
学校教育法上の高等学校
学校教育法上の学校ではない(民間施設)
卒業資格
✓ 取得できる
✗ 取得できない
通信制高校に同時在籍が必須
費用の目安
公立:年数万円〜
私立:年20〜50万円程度
年50〜100万円程度
+通信制高校の費用も別途
サポート体制
学校によって差が大きい
(自学自習型〜手厚い型)
個別対応・毎日通学が基本
学習・生活・進路まで支援
通学スタイル
学校によって異なる
(週1〜週5、オンラインなど)
週3〜5日の通学が多い
(毎日来られる環境)
5つの違い、詳しく解説

高校卒業資格を授与できるのは、通信制高校だけです。 サポート校はどんなに手厚いサポートをしていても、 それ自体は卒業証書を発行できません。

サポート校に通う生徒は、必ずいずれかの通信制高校に在籍し、 そこで単位を取得・卒業する必要があります。

🏫 通信制高校
単位認定・卒業認定の権限を持つ。卒業証書もここから発行される。
🤝 サポート校
卒業資格の発行権限なし。あくまで通信制高校の卒業を支援する存在。

サポート校に通う場合、通信制高校の学費+サポート校の費用が 両方かかります。合計すると年間100〜150万円以上になるケースもあります。

🏫 通信制高校のみ
公立:年3〜5万円程度
私立:年20〜50万円程度
※就学支援金の対象あり
🤝 サポート校も利用する場合
通信制高校費用
+サポート校費用(年50〜100万円)
=合計100万円超になることも

通信制高校のサポートの手厚さは学校によって大きく異なります。 一方でサポート校は、個別対応・少人数制・メンタルケアを 前面に打ち出しているところが多いのが特徴です。

🏫 通信制高校
自学自習型〜手厚い支援型まで幅広い。学校選びで大きく差が出る。
🤝 サポート校
担任制・個別指導・生活リズム支援・進路相談まで一貫してサポート。

サポート校は単独では機能しません。 必ず提携する通信制高校に同時入学する形になります。

🏫 通信制高校
単独で在籍・卒業が可能。学習ペースや登校頻度は本人が選べる場合が多い。
🤝 サポート校
提携通信制高校に必ず同時在籍が必要。

通信制高校はスクーリングと呼ばれる対面授業が一定数必要ですが、 その頻度は学校によってさまざまです。

🏫 通信制高校
年数日〜週5日まで幅広い。オンライン中心の学校も増加中。
🤝 サポート校
毎日または週3〜5日通えることが前提のところが多い。
これ、間違えていませんか?

誤解:「サポート校を卒業すれば、高校卒業資格が取れる」

正解:サポート校は高校ではないため、卒業資格は取れません。 必ず通信制高校に在籍し、そちらで単位・卒業要件を満たす必要があります。

誤解:「通信制高校とサポート校はセットで通うのが普通」

正解:通信制高校のみで卒業することは十分可能です。 サポート校は手厚い支援が必要な方のための選択肢です。

誤解:「サポート校の費用は就学支援金で補える」

正解:国の就学支援金は通信制高校の授業料に適用されます。 サポート校は原則として就学支援金の対象外です。

サポート校を使う場合の流れ
1
通信制高校+サポート校に同時入学

サポート校が提携している通信制高校に在籍手続きを行います。

2
日々の学習・生活支援はサポート校で

学習・メンタル・生活リズムのサポートを受けます。

3
レポート・スクーリング・テストで単位を取得

通信制高校の仕組みに従い、単位修得を進めます。

4
通信制高校から卒業証書を受け取る

卒業要件を満たすと、通信制高校から卒業証書が発行されます。

💡 サポート校は「通信制高校を卒業するための伴走者」。主役はあくまでも通信制高校です。
向いているのはどのケース?
🏫
通信制高校のみ
自分のペースで学べる子向け
# 自己管理ができる # 費用を抑えたい # 特定の目標がある # オンライン中心希望

自分でスケジュールを管理でき、学習意欲が比較的安定している場合は、 通信制高校のみで十分卒業できます。

🤝
通信制高校+サポート校
手厚いサポートが必要な子向け
# 不登校経験あり # 生活リズムが不安定 # メンタルケアが必要 # 毎日通いたい

自己管理が難しい、人との関わりに不安がある、 生活リズムを整えたい場合は、サポート校の利用が有効です。

🎯
サポート校一体型の通信制高校
一つにまとめたい方向け
# 手続きをシンプルにしたい # 費用の透明性を求める # 手厚さも大切にしたい

サポート機能を内包した通信制高校なら、入学先を一つにまとめられるため、 手続きもシンプルで費用の見通しも立てやすくなります。

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通信制高校もサポート校も、お子さまの状況によって最適な選択は異なります。 個別相談で、ご家庭に合った選び方をご案内します。

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