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2020.06.03

不登校 学校での対応  家庭訪問

不登校 学校での対応

 不登校の児徒に対して、教師がどのように対応していかなければいいのか、特に質問が多い、家庭訪問の方法及びクラスでの対応方法について、説明をします。

 家庭訪問

第2ステージにいる生徒たちは、訪問しても会ってくれないことも少なくありません。ここでは、そうした場合の具体的な訪問方法を述べましょう。

 まず、定期的に訪問することが原則です。曜日や時間を決めて、週に一回ぐらいが適当でしょう。彼らは、会えても会えなくても先生が来るというだけで緊張します。訪問が多すぎては疲れさせてしまいますし、いつ来るかわからないというのも生徒が心の準備をしにくいことになります。ですから、決まった曜日の決まった時間に訪問することが、生徒への負担を減らし、安心して先生と会える心理状態をつくるのです。
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 生徒に会えない時はどうしたらいいのでしょうか。問題はありません。訪問した、と言うこと自体が大切なメッセージです。無理に会おうとしないほうがいいでしょう。また保護の中には、せっかく先生が来てくださっているのだから、子供に会うことを強要する人もいますが、それもしてはいけません。もし、保護者が会うことを強要したら、先生の訪問に悪いイメージを持つようになります。そのことを保護者にも伝えてください。また、会えない時には手紙を届けるのも有効です。でも、読むか読まないかは、生徒次第、返事は期待しないこと、手紙の中に返事を求めるようなことも書かないほうがいいでしょう。重要なのは、手紙を書くことにより、「あなたは学校にとって大切な生徒だ」というメッセージが伝わることです。

 こうした細かい積み重ねが、傷ついている生徒の心を癒して信頼を得ていくことに繋がります。
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