不登校って何?
不登校、という言葉が、日常語になってきています。小学生でも不登校と言えばわかりますし、不凍港を不登校と聞き違えることはあっても、その逆はないでしょう。また、登校拒否という言葉も聞いたことがあるかもしれません。しかし何日間以上休んだら不登校というのでしょうか。あるいは病気で長期欠席しても不登校と呼ぶのでしょうか。普通に使われるようになった不登校ですが、正確な意味は意外と知られていないようです。まずは、不登校は何を意味するのか、また不登校の児童・生徒が何人ぐらいいるのかから始めましょう。
ところで、文部科学省では、小学生を児童、中・高校生を生徒と呼び分けますが、不登校は中学生に多いこともあり、ここでは便宜上まとめて生徒と表記します。
まず、不登校の定義です。文部科学省では、不登校を次のように定義すています。
・不登校とは、何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくてもできない状況にあること(ただし、病気や経済的な理由によるものを除く)をいう。
この定義を見れば、病気で休むことを不登校と呼ばないことがわかります。また、この定義では、欠席日数については書かれていません。1日や2日の欠席であれば、その児童生徒の状況の把握は難しいので、統計を出すときには、30日以上の欠席者を不登校としてカウントしています。定義上はともかく、通常は1ヶ月以上ぐらい休みが続けば不登校状態だ、と考えるのが普通でしょう。
次回は不登校と登校拒否の違いや、現在の不登校の状況について更新いたします。
ところで、文部科学省では、小学生を児童、中・高校生を生徒と呼び分けますが、不登校は中学生に多いこともあり、ここでは便宜上まとめて生徒と表記します。
まず、不登校の定義です。文部科学省では、不登校を次のように定義すています。
・不登校とは、何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくてもできない状況にあること(ただし、病気や経済的な理由によるものを除く)をいう。
この定義を見れば、病気で休むことを不登校と呼ばないことがわかります。また、この定義では、欠席日数については書かれていません。1日や2日の欠席であれば、その児童生徒の状況の把握は難しいので、統計を出すときには、30日以上の欠席者を不登校としてカウントしています。定義上はともかく、通常は1ヶ月以上ぐらい休みが続けば不登校状態だ、と考えるのが普通でしょう。
次回は不登校と登校拒否の違いや、現在の不登校の状況について更新いたします。