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2020.06.03

心の問題への対応

心の問題への対応

不登校等の問題行動は、心の風呂桶があふれた結果だ、と説明しました。では問題行動にどのように対応すればよいのでしょうか。
 まず、大切なことは、問題行動を予防すること、つまり「心の風呂桶」があふれないようにするということが大切です。そのためには、子供たちの心の風呂桶の中のストレスが、どの程度溜まっているのかを、いつも意識していることが重要です。
ストレスが溜まってくると、SOSが出ます。「溢れそうだから助けてくれ!」という信号です。これをストレス反応と言いますが、大きくは3つあります。
1つは、無気力です。何事につけてもやる気がなくなる、やらなくてはならないこともやれなくなる、といった状況です。2つ目はイライラです。親に口答えするようになる、弟や妹をいじめる、物に当たるようになるというように、ちょっとしたことでイライラするようになります。3つ目は身体症状です。お腹や頭が痛い、体がだるい、風邪がなかなか治らない、夜眠れないなど、体に不調がでてきます。こうした「無気力」「イライラ」「身体症状」が現れてきたら、注意して、溢れないように対応してください。

次回はその対応法を更新していきます。
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