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2020.06.03

第2ステージ 引きこもり期 その2

第2ステージ ひきこもり期  その2

 この時期は、教師が家庭を訪問しても会えないことが少なくありません。しかし、定期的に訪問して、「先生も君のことを心配しているぞ」というメッセージを伝えることが大切です。先生が家まで来てくれる、ということが、生徒に対する一番のメッセージです。また、家庭訪問をすることは、保護者の、学校や教師への信頼に繋がります。ただし、この時期は、いわゆる登校刺激は避けたほうがいいので、生徒に会えたとしても、あまり学校の話はしないで、楽しい先生だな、いい先生だな、と感じてもらえるような話をしてあげましょう。また、友人が遊びにいっても会いたがらないことがあります。
友人が遊びに来たいと言っている場合は、あらかじめ本人の気持ちを確認して会えそうであれば来てもらうし、会うのが難しそうであれば、友人にそのことを伝えて、次の回復期に入ってから遊びに来てもらうようにしましょう。
友人と遊ぶのも、気を使うなどエネルギーが必要です。そのエネルギーがなければ、遊びに来てもらうこと自体が回復に対してマイナスに働くこともありますので、注意しましょう。このステージの子供に対して、どのように接していいのか迷う保護者や教師が少なくありません。これについてはもう少し詳しく後述します。
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